民生委員・児童委員

県民の皆様へ - 地域福祉活動について

  1. HOME
  2. 民生委員・児童委員

民生委員・児童委員とは

 「民生委員」は、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員で、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進のための活動を行っています。
 また、全ての民生委員は児童福祉法によって「児童委員」も兼ねており、妊娠中の心配ごとや子育ての不安に関する様々な相談や支援を行っています。
 核家族化が進み、地域社会のつながりが薄くなっている今日、子育てや介護の悩みを抱える人や、障害のある方・高齢者などが孤立し、必要な支援を受けられないケースがあります。そこで、民生委員・児童委員が地域住民の身近な相談相手となり、支援を必要とする住民と行政や専門機関をつなぐパイプ役を務めています。

主任児童委員とは

 民生委員・児童委員の一部は、厚生労働大臣により「主任児童委員」に指名されています。
 主任児童委員は、子どもや子育てに関する支援を専門に担当する民生委員・児童委員で、それぞれの市町村にあって担当区域を持たず、区域担当の民生委員・児童委員と連携しながら子育ての支援や児童健全育成活動などに取り組んでいます。

民生委員・児童委員活動の7つのはたらき

地域福祉の担い手である民生委員・児童委員の活動には、7つのはたらきがあります。

社会調査

担当区域内の住民の実態や福祉ニーズを日常的に把握します。

相談

地域住民が抱える課題について、相手の立場にたち、親身になって相談にのります。

情報提供

社会福祉の制度やサービスについて、その内容や情報を住民に的確に提供します。

連絡通報

住民がそれぞれのニーズに応じた福祉サービスを得られるよう、関係行政機関、施設、団体等に連絡し、必要な対応を促すパイプの役割を果たします。

調整

住民の福祉ニーズに対応し、適切なサービスの提供が得られるように支援します。

生活支援

住民が求める生活支援活動を自ら行い、また支援体制をつくっていきます。

意見具申

活動を通じて得た問題点や改善策について取りまとめ、必要に応じて民児協を通して関係機関等に意見を提起します。

民生委員・児童委員への相談

 高齢者や障害をお持ちの方への支援が必要なとき、子育てや介護での心配ごとや不安など、困ったことがあるときは、お住まいの地域の民生委員・児童委員、主任児童委員へお気軽にご相談ください。民生委員・児童委員、主任児童委員には守秘義務があり、相談した方の秘密は守られます。
 地域の民生委員・児童委員、主任児童委員について知りたい場合や、民生委員・児童委員の活動について詳しく知りたい場合は、お住まいの市町村民生委員児童委員協議会にお問い合わせください。

民生委員・児童委員に関するホームページ