福祉分野Q&A

福祉の仕事を始める前に、あなたの「」を解消いたします。

就職をするのに資格は必要ですか。

資格を持っていなくても就ける職種はありますが、求人においては介護福祉士資格等取得を条件としたり、希望しているケースもあります。介護職員初任者研修か実務者研修を修了すると応募できる求人の幅は広がります。


職場には年配の方が多いように思いますが、若い方もいますか。

介護職員の約2割が34歳以下です。業界全体の平均年齢は45.6歳。そのうち、34歳以下の割合は22.3%。介護職員に絞るとさらにその割合が増えて32.0%にもなります。

やめる人が多いと聞きますが本当ですか。

業界全体の離職率は17.7%、産業全体(15.6%)より高い状況ですが、細かくみていくと、産業全体の離職率より低いところもあり、事業所ごとの差が大きいようです。


未経験ですがやっていけるでしょうか。

転職者のうち約6割は、介護業界以外からの転職者です。

休みはきちんと取れますか?

法律で定められた休日についてはどの施設・事業所でも取得できます。しかし、福祉の仕事は24時間365日続いている人の生活をサポートする仕事です。そのため、図のように休日や夜勤・早朝勤務のある職場・職種もあり、必ずしも日曜日に休みが取れるとは限りません。一方、シフト勤務の職場が多く、希望する日に休日を取りやすいという利点があります。


給与体系や平均給与について教えてください。

給与については他産業と比べ大きな差はないようです。
社会福祉施設は介護保険など公的制度で運用されているため、一般企業より安定した仕事であるのが特徴です。また、就職にあたっては個々の事業所により待遇条件は異なりますので、事前に初任給や月々の給与だけでなく、賞与などを含めた全体の給与額を把握することが大切です。